”リサイクル”という言葉と、”古本の買取”という存在

9月 23rd, 2009 - 

「リサイクル」という言葉がなんとなく好きになれなかった。かっこつけている気がしていたからである。私はこんなにも環境に配慮したエコな生活を送っているのよ、とアピールしているようで、なんだかなじめない気がしていた。

それを友人に話したら、大笑いされた。私も十分に「リサイクル」しているというのである。確かにモノは大切に扱うほうだし、無駄な買い物はしない。でもそれは単純に、生活にモノを増やしたくないだけ、という理由からだった。

「あなた、よく古本屋さんで本を買うでしょ。あれも立派なリサイクルだと思わない?もういらなくなった人が売って、読みたい人がそれを買う。立派なリサイクルだと思うけど」

それもそうだと、一緒になって笑った。私は読書が好きで、よく古本屋に立ち寄る。あの独特の香りや雰囲気が好きだし、何より手ごろな値段で手に入るのが嬉しい。そして、モノを増やしたくないから、読み飽きた本は、また古本屋さんに古本の買取をしてもらっている。まさに、Recycle。再循環を自ら率先して行っていたのである。

この年になって、古本という存在から、リサイクルという言葉の本当の意味を教えてもらった。目からウロコとはまさにこのことだな、と一人感心したのだった。